雑学/健康・ダイエットTRIBIA/HEALTH-DIET

太りやすい人の習慣とやせている人の習慣の違い

どんな人にも日々の習慣がありますが、それが体型の違いに関係しています。
どんな人にも日々の習慣がありますが、それが体型の違いに関係しています。

どんな人にも日々の習慣がありますが、それが体型の違いに関係しています。食事や運動の習慣だけでなく、生活リズムや意識の持ち方など、普段の小さな行動の積み重ねがやせやすさや太りやすさを左右しています。実際、同じ量を食べていても太る人と太らない人がいるのは、こうした習慣の違いに大きな理由があるのです。今回は、太る人とやせる人の習慣の違いを具体的に比較し、今すぐ取り入れられる改善ポイントをご紹介します。

【contents】

太りやすい人とやせている人の習慣の違い

体型が異なる人たちが日々行っている習慣は、見えないところで大きな違いを生んでいます。太りやすい人とやせている人の習慣はどのように異なるのか、具体的に見ていきましょう。

[食事のリズム]

太りやすい人:太りやすい人は食事の時間が不規則なことが多く、空腹感が強まった時に一気に食べ過ぎてしまう傾向があります。朝食を抜くことや、昼食を適当に済ませるなどして、結果的に夜にカロリーを摂取しすぎることもよくあります。このため、消化が追いつかないまま就寝し、脂肪として蓄積されやすくなります。また、夜遅くに間食をとる習慣も体重増加の原因になりやすいです。

やせている人:やせている人は、できるだけ毎日同じ時間に食事をとることが習慣になっていて、食事のリズムが安定しています。朝食をしっかり摂り、昼食、夕食と規則的に摂ることで、極度の空腹を感じることなく1日を過ごすことができます。また、夜遅い時間に食べることは基本的になく、就寝時に満腹であることはありません。間食を摂る場合も、お菓子ではなくフルーツやヨーグルトを選ぶなど、低カロリーなものを心がけています。

[食事の内容]

昼食には野菜たっぷりのサラダや定食など、糖質と脂肪に偏ることなく、バランスを考えた選択をしています。

太りやすい人:太りやすい人は、高カロリーかつ脂肪や糖質が多い食事を好む傾向があります。例えば朝食を抜いた場合、空腹の反動で昼食にハンバーガーやフライドポテト、パスタ、丼ものなどを選びがち。また、夕食には揚げ物や脂っこい料理が多く、唐揚げ、とんかつ、炒め物、クリーム系のパスタなどを好むこともあります。飲み物はお酒やジュースなど糖質が高い飲み物を好み、飲み物からも余分なカロリーを摂取してしまうことが多いです。

やせている人:やせている人はバランスの取れたメニューを選ぶことが多いです。朝食を欠食することなくシンプルなものを好み、ご飯に味噌汁と納豆、パンに卵料理とフルーツヨーグルトといった胃に負担の少ないものを自然と選ぶ傾向があります。昼食には野菜たっぷりのサラダや定食など、糖質と脂肪に偏ることなく、バランスを考えた選択をしています。夕食は野菜やたんぱく質中心のヘルシーな食事を心がけ、鶏肉や魚、豆腐など脂質の少ないものを選ぶ傾向にあります。また、飲み物は水やお茶がメインで、余分な糖質を摂ることはあまりありません。

[食事内容の意識]

太りやすい人:太りやすい人は、ストレスや気分に左右されて食事を摂ることが多いです。特にストレス解消のために甘いものや高カロリーのスナックを好む傾向があり、結果として摂取カロリーが増加してしまいます。また、満腹感よりも「おいしさ」や「食べたい」という気持ちが優先されるため、必要以上に食べ過ぎてしまうことがあります。栄養バランスを考える意識が低く、手軽で食べやすいものを選ぶ傾向が強くなります。

やせている人:やせている人は、特別なメニューではなく日本人に馴染みのある食事を日常的に取り入れ、バランスを意識する習慣があります。朝食は低脂肪でバランスの良いメニュー、昼食には、野菜が多めの定食や麺類、例えば焼き魚の定食や野菜たっぷりの麺類などを取り入れ、夕食には肉や魚を含む主菜とともに、野菜や小鉢料理を添えることが一般的です。また、揚げ物は控えめにし、煮物や蒸し物など脂肪が少ない調理法を選ぶことが多く、自然と摂取カロリーを抑えています。苦しくなるまで食べることはなく、腹八分目で満足できる人が多いです。

[運動習慣]

ジムに通って運動をする人もいれば、家でできる簡単なエクササイズやストレッチを行う人も多いです。

太りやすい人:太りやすい人は、日常的に体を動かす機会が少ない傾向にあります。仕事ではデスクワーク、自宅ではテレビやスマートフォンに触っている時間が長く、通勤や移動も車やエスカレーターを利用し、自分の脚を動かすことを億劫に感じています。また、運動に対するハードルが高く感じられることが多く、「時間がない」「面倒」といった理由で運動を避けがちです。このため、基礎代謝が低下しエネルギーを効率的に消費しにくい体になりがちです。

やせている人:やせている人は、通勤や買い物などの移動の際にも歩くように意識しているほか、なるべく階段を使うなど日常生活の中で活動量を増やす工夫をしています。ジムに通って運動をする人もいれば、家でできる簡単なエクササイズやストレッチを行う人も多いです。加えて、散歩や自転車での移動を取り入れることで、生活の中で体を動かすことが定着しているケースが多く、こうした小さな行動の積み重ねが代謝を高め、体型の維持に役立っています。

行動パターンはどう影響する?

[朝の行動パターン]

太りやすい人:太りやすい人はギリギリまで寝ている傾向があります。そのため朝食を抜くか手軽に済ませることが多く、食べる場合でもパンとコーヒー、菓子パンだけなどの栄養価が低くカロリーの高いものに偏ることがあります。ストレッチや軽い運動をする時間を取らず、朝から活力を引き出す習慣が不足しやすいです。

やせている人:やせている人は余裕を持って起床し、朝食を欠食することなく栄養バランスを考えた温かいものを食べる人が多いです。朝食を摂ることで体を目覚めさせ、代謝を促進します。こうしたリズムは体調管理にも役立ち、日々のエネルギー消費を安定させる要因となっています。

[日中の行動パターン]

カフェでのオーダーは、甘いドリンクを選ぶにしても低脂肪乳やアーモンドミルクに変更するなど、カスタムでヘルシーにする工夫をすることもあります。

太りやすい人:歩くことをなるべく避け、移動は車がメイン。階段を使うことはめったになく歩く際のスピードはゆっくりしているため消費カロリーは少ないです。カフェに入れば甘い飲み物にスイーツまでオーダー。コンビニに寄ることも好み、不要なものまで買ってしまう傾向があります。

やせている人:やせている人は移動が車だったとしても、移動先で意識的に歩いたり、階段を使ったりすることもそれほど苦とは感じていない人も多いです。昼休みの時間を使って短時間の散歩を取り入れるといったようにアクティブで、無理なくエネルギー消費を増やしています。カフェでのオーダーは、甘いドリンクを選ぶにしても低脂肪乳やアーモンドミルクに変更するなど、カスタムでヘルシーにする工夫をすることもあります。

[夜の行動パターン]

太りやすい人:アルコールを摂取する場合も多く、揚げ物やスナック菓子など、カロリーが高く消化に負担がかかるものが夜に増える傾向です。満腹であっても食後のデザートを食べることも習慣になっています。また、夕食後はダラダラと過ごし、夜更かしして睡眠時間が短くなることも少なくありません。夜遅くまでテレビやスマートフォンを眺めたり、その際に間食をしたりしてしまうことが多いです。入浴は湯船にゆっくり浸かるよりはシャワーでサッと済ませることが多いです。

やせている人:やせている人は夕食をなるべく早めに済ませ、食後にダラダラ食べをすることはあまりしません。夕食後にテレビを楽しみつつも、家事をしたりストレッチをしながらなど、体を動かしているので食後血糖値を下げることにつながっています。入浴は湯船に浸かり、1日の疲れを取りリラックスする大事な時間と捉えています。そして規則正しい時間に就寝します。

今すぐ取り入れられる習慣の提案

毎日少しずつでも体を動かす習慣が代謝を向上させ、脂肪を燃焼しやすい体を作ります。肩こりや冷え性の改善にも効果的です。

やせやすい習慣を取り入れるために、どのような改善を意識すれば良いのでしょうか。ここでは簡単に始められるポイントを紹介します。

①毎日の食事の時間を一定に保つ
食事のタイミングをなるべく一定にし、空腹感を極端に感じる前に食事を摂るようにしましょう。3食に分けるのが理想ですが、難しい場合は小分けにした軽食を挟むのも効果的です。

②無理のない運動を日常に取り入れる
運動が苦手な人でも、まずは簡単なストレッチやウォーキングから始め、慣れてきたら軽い筋トレやヨガなどを取り入れてみましょう。毎日少しずつでも体を動かす習慣が代謝を向上させ、脂肪を燃焼しやすい体を作ります。肩こりや冷え性の改善にも効果的です。

③ストレスを別の方法で解消する
食事をストレス解消の手段にするのではなく、趣味やリラクゼーション、散歩など、他の方法でストレスを解消する習慣を身につけることで、食べすぎを防ぎましょう。

関連記事
e-ヘルスネット https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-085.html
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-086.html

今回のまとめ

太りやすい人とやせている人の習慣には、食事や運動に関する意識の違いが明確にあります。
食事のタイミング、栄養バランス、生活の中でできる運動など、小さな違いが体型や健康に大きく影響することを理解することで、健康的な習慣が身につきやすくなります。
自分の生活習慣を見直してみましょう。
今回ご紹介した改善ポイントを参考に、まずは無理のない範囲から健康的な習慣を取り入れてみましょう!

Category : 雑学/健康・ダイエット

記事を読んだらバナーをクリック!

にほんブログ村 ダイエットブログ ダイエットの豆知識へ

注目のキーワード

この記事を読んだひとはこんな記事も読んでいます

人気記事ランキング

  • サニーヘルス公式オンラインショッピング
  • サニーヘルス 口コミ・レビュー

画像で記事を探す

  • オートミールが売り切れ続出!ダイエット効果が期待できるヘルシーフード
  • 食後の運動によるダイエット効果はある?
  • やせないのはストレスのせい?自律神経を整えてスムーズにやせる方法
  • 2024年 目指したい体型の有名人ランキング発表!
  • 平熱を上げてやせ体質になる方法
  • 下腹ぽっこりの原因は「内臓下垂」その解決方法とは?
  • 2021年、93.2%もの人がダイエット宣言!ただし70.0%がお正月太りに。お正月太りアンケート集計結果発表!!
  • 2023年 目指したい体型の有名人ランキング発表!
  • 食品のヘルシー度が一目瞭然!ラベル表示を行うシンガポールの取り組み
  • 熱中症対策とダイエットのためには何をどのぐらい飲むべき?
  • ルーマニアではスクワット20回でバスの乗車券が無料に!
  • お酒を飲まなくても脂肪肝に!脂肪肝を解消するには
SSL グローバルサインのサイトシール