やせられない人の食生活には共通点があった!
自分が思っている以上に食べていたり、知識が間違っていたりと、やせられない人の食生活には共通点があり、太る習慣となっていることを自覚できていないことがあります。
都合のいい思い込みや勘違いを正し、食習慣を今一度見つめ直してみましょう。
【contents】
- 【1】食べたものを「正しく」把握していない
- 【2】野菜さえ食べればやせると思っている
- 【3】完璧主義
- 【4】ゼロカロリーや糖質オフの食品や飲み物に依存している
- 【5】糖質制限やファスティングで一発逆転を狙う
- 【6】こんにゃく系食品で満腹感を得る
- 【7】食事を抜いてカロリーの帳尻合わせ
- 【8】キッズが好きなメニューが好き
【1】食べたものを「正しく」把握していない
ダイエットは摂取カロリーが消費カロリーを上回らないようにするのが鉄則です。よって自分の食生活を把握していないとやせることは難しく、食品のカロリーはある程度頭に入れておく必要があります。
食べる量を減らしてダイエットをしている気になっていても、それがどの程度のカロリーなのかを知らなければ、「ダイエットをしているつもり」の勘違いで終わってしまいます。そしていくら食事量を減らしていても結果が出ずに、やせないのは体質のせいだと思い込む場合も。
食事記録をつける際にも、3食の食事以外の間食や飲み物などはノーカウントにしている場合もよくあります。
食べたものはあめやチョコひとつまですべてを書き出し、自分の食生活を冷静に正確に振り返ることから始めましょう。
【2】野菜さえ食べればやせると思っている
太っていてもいなくても、野菜は積極的に食べたいもの。ですが、高カロリーな食事やおやつを食べたけど野菜もたっぷり食べたからセーフ、ということにはなりません。野菜をたくさん食べさえすればやせるということではないのです。
もちろん野菜を食べないよりは良いとはいえ、太る食生活を変えなければ根本的な解決にはなりません。
野菜で食物繊維やビタミン・ミネラルを摂取しながら脂質と糖質はあくまでも適量を守り、全体としての摂取カロリーは意識しましょう。
【3】完璧主義
「ダイエットをするなら毎日1万歩は歩く」「今日から毎晩サラダだけ」といったような、ダイエットスタート時にいきなり高い目標を掲げると、それを遂行できなくなった途端にダイエットを諦めてしまうことがあります。
自分が設定したダイエットのルールを徹底して守ろうとする完璧主義タイプの人は、食事量を大幅に制限したり体重の増減にこだわったりなど、自分を追い込みがち。0か100かしかないのですぐにストレスが溜まり、ダイエットが上手くいかなくなると一気にリバウンドします。
極端な方法に走るのではなく、その後も維持のために続けることのできる方法を取り入れましょう。
【4】ゼロカロリーや糖質オフの食品や飲み物に依存している
甘いものが好きでもやめられず、ダイエットのために「カロリーゼロ」や「糖質オフ」といった飲料や食品をに頼るというのは、甘いものへの欲求があるからです。
こうしたオフ系食品・飲料に砂糖は使われていなくても、その代わりに人工甘味料が使用されていることが多々あります。
人工甘味料は砂糖の数十倍もの甘さがありながらも低カロリーで、血糖値の上昇に影響もなく、多くの商品に利用されています。しかし、その甘さから糖が入ってきたと脳が勘違いしますが、実際には入って来ないのでより糖質を欲して食欲コントロールが難しくなります。
【5】糖質制限やファスティングで一発逆転を狙う
ダイエットにおいて食事は栄養バランスと適正量を守ることが最重要であるにもかかわらず、手っ取り早くやせることができそうな、糖質制限やファスティングなどの極端な方法に走るのも失敗する人のパターン。
こうしたケースは男性に多く、短期的には減量することができても続けることができないので、結局リバウンドします。普段の食生活を改善し、継続できる手段を選ぶことが重要です。
【6】こんにゃく系食品で満腹感を得る
こんにゃくは食べ応えがありながらもほぼゼロカロリーです。こんにゃくを使った麺やゼリーなどを利用して、カロリーを抑えたり小腹を満たしたりといったことはダイエットのサポートになります
ただ注意しておきたいのが、満腹感を得るためにこんにゃくを利用すること。満腹になるまで食べる習慣が抜けないとしたら、こんにゃくなしの食事では太ります。普段から腹8分目で食事を終えることを習慣付けましょう。
【7】食事を抜いてカロリーの帳尻合わせ
朝食や昼食を抜いた分、夜は思い切り食べて飲むといったような、欠食分をほかの食事で高カロリーにして帳尻を合わせる食べ方ではやせられません。
食事を抜くと空腹時間が長くなり、次の食事で血糖値が急上昇し脂肪になりやすくなってしまいます。規則正しく3食を取ることが、血糖値の急上を防ぐ上で重要です。
また、空腹時間が長いと早食いにもなりやすいです。早食いは血糖値が急上昇するため、よく噛んでゆっくり食べることが大切です。
1日のトータル摂取カロリーが同じなら、日中に高カロリーなものを食べるのが最も太りにくく、夜遅くなるほど太りやすいです。1日3食のうちでも夕食は食事量とカロリーを抑えることがダイエットには有効です。カロリーや食事量のバランスとしては、昼、朝、夜の順となります。
【8】キッズが好きなメニューが好き
健康的な食事の代表である一汁三菜よりも、最初から最後までひたすら一つのメニューを食べ続けることのできるパスタ、ピザ、ラーメン、カレーライスなどキッズが好みそうな糖質メインの単品メニューは一気に血糖値が上がります。
食材の種類や品数はなるべく多くし、味や食感の違いを楽しみながらゆっくり味わうことを意識してみてください。
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今回のまとめ
自分の体を作っているのは日々の食事です。
ダイエットは結局のところ、運動と食事という正攻法が成功への最短ルートなので、食べているものや食べ方を見直してみましょう。