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フードコートメニューのカロリーランキング

フードコートのメニューは、丼ものや麺類など、野菜が少ない単品メニューがほとんどのため、その中でどうヘルシーに食べるかのポイントは知っておきたいところです
フードコートのメニューは、丼ものや麺類など、野菜が少ない単品メニューがほとんどのため、その中でどうヘルシーに食べるかのポイントは知っておきたいところです

フードコートのメニューは高カロリー?

和洋中・エスニックなど多様な飲食店を擁するフードコートは、子供連れでも入店しやすく、全国のショッピングモールやアウトレットには必ずと言っていいほど入っています。比較的安価で気軽においしい食事をすることができるフードコートは、老若男女を問わず人気がありますが、気になるのはやはりカロリーです。なるべくヘルシーなものを選びたいところですが、選ぶ基準が分からないと知らず知らずのうちに高カロリーメニューを選んでしまっていることも。

しかもフードコートのメニューは、丼ものや麺類など、野菜が少ない単品メニューがほとんどのため、その中でどうヘルシーに食べるかのポイントは知っておきたいところ。今回はフードコートのカロリーランキングと、できるだけヘルシーに食べる方法を併せてご紹介します。

【contents】

フードコートのカロリーランキング

※店舗によりカロリーには誤差があります。

1位 牛カルビ丼 993キロカロリー

牛肉の部位の中でも脂肪の多いカルビを使ったカルビ丼の場合のカロリーは、一人前あたり993キロカロリー。
大きな丼ぶりに盛られた白米に、脂身のしっかり付いた牛カルビが乗ったカルビ丼は人気のメニューですが、白米(糖質)に動物性脂肪というヘルシーとは正反対、ダイエットの天敵とも言える組み合わせです。動物性脂肪の過剰摂取は生活習慣病の元。
カルビ丼は高カロリー・高糖質・高脂肪で、かなり太りやすいメニューと言えます。太らないように食べる工夫としては、白米は5分の2程度は残すこと、また先に野菜を食べることで吸収を穏やかにすることができるので、付け合わせ小皿を先に食べるようにしましょう。

2位 ハンバーガーセット 867キロカロリー

(ダブルチーズバーガー、フライドポテト、お茶のセットの場合)
カロリーの内訳は、ダブルチーズバーガー 457キロカロリー、フライドポテト(M)410キロカロリー、お茶0キロカロリーです。
高脂肪メニューの代表格であるハンバーガーは、同じく高脂肪のフライドポテトがセットになっていることが多いです。しかし最近のファストフード店はサイドメニューにサラダもあるので、フライドポテトは食べずにサラダを選ぶのがヘルシーな食べ方。
メインとなるハンバーガーは、どれを選んでもいずれも高脂肪ですので、サラダをチョイスして食物繊維やビタミン・ミネラルを補給しましょう。飲み物は野菜ジュースもメニューに載っていることもありますが、食物繊維は期待できない上に糖質が高いこともありますので、無糖のお茶を選ぶのが正解。

小麦粉の衣を付けて油で揚げる調理法でプラスして白米の量も多いのでダイエット中ならなるべく避けたいメニューです

3位 天丼 778kcal

海老、いか、きす、かぼちゃ、いんげんなどの魚介と野菜の天丼の場合のカロリーです。
海老やいか、野菜など使用されている食材自体のカロリーは低いものの、小麦粉の衣を付けて油で揚げる調理法であること、それにプラスして丼ものですから白米の量も多いという、ダイエット中ならなるべく避けたいメニュー。
揚げ油は植物性なので、その点ではカルビ丼よりは良いかもしれません。タレのかかったご飯が好きという人も多いと思いますが、やはり白米は全部食べ切らずに残すようにしましょう。

4位 オムライス(デミグラスソース) 748キロカロリー

糖質であるお米を鶏肉などの具材と一緒に油で炒めてケチャップで味付けをしたチキンライス、バターなどの油脂が使われた脂肪分の高いオムレツ、それにデミグラスソースをかけるという高糖質・高脂肪なメニューです。
卵と鶏肉でタンパク質はしっかり摂取することができるとはいえ、やはり高脂肪な点はダイエットには不向き。カロリーだけで判断せずに、脂肪の量を考慮したいメニューです・

5位 インドカレー(バターチキンカレー、ナン、)727キロカロリー

カロリーの内訳は、ナン393キロカロリー、バターチキンカレーのルー334キロカロリー。
ナンは小麦粉から作られているため糖質が主な栄養素です。人気のバターチキンカレーでカロリーを算出していますが、これを例えば豆カレーやエビカレーなどに変えれば、脂肪の量を減らすことができます。サイドメニューにサラダを添えたり、ナンを残すようにしたりなどの工夫でヘルシーにすることができます。

6位 親子丼 662キロカロリー

丼ものは基本的にお米の量が多いので、ダイエットには不向き。よって親子丼も当然高糖質にはなりますが、ほかの丼ものと比較して脂肪が少ない点でおすすめです。
甘めのだし汁で煮た鶏肉と玉ねぎを卵でとじた親子丼は、調理に油が使用されていませんし、素材自体の脂肪量も比較的少なめ。鶏肉や卵は低脂肪・高タンパクなのでダイエット向き食材の筆頭です。卵というとコレステロールが心配という声もありますが、近年の研究によると卵によるコレステロール値の上昇は心配ないそうです。また、どちらも代謝に必要なビタミンB群が含まれています。

7位 寿司(10貫)638キロカロリー

寿司ネタにより多少の誤差はありますが、まぐろ、はまち、いか、玉子などオーソドックスな10貫で638キロカロリーです。
酢飯に生の魚を合わせた寿司は、栄養素としては糖質とタンパク質の組み合わせ。タンパク質の中でも魚はDHA・EPAなどのオメガ3脂肪酸という体に良い油が含まれていて、1日当たり1~2.4gの摂取が推奨されています(厚労省)。DHA・EPAは血管をしなやかにし血流の改善、神経を健やかに保つ、脳内の神経伝達物質をスムーズにする、生活習慣病のケア、アレルギー緩和、月経前症候群(PMS)の緩和などの効果が期待されています。

たこ焼きをカロリーオフしてヘルシーにするのであれば、マヨネーズは抜きにするのが手っ取り早い方法です。

8位 たこ焼き(8個)603キロカロリー

チェーン店によりレシピが異なるので幅がありますが、たこ焼き1個あたりのカロリーはおよそ30~50kcal。それにソースやマヨネーズなどの調味料やトッピングのカロリーが加算されます。
たこ焼きは小麦粉の糖質とたこのタンパク質が主な栄養素で、野菜はトッピングのねぎが店舗によりあったりなかったりといったところでしょう。たこ焼きをカロリーオフしてヘルシーにするのであれば、マヨネーズは抜きにするのが手っ取り早い方法。同じ粉ものでも、お好み焼きならキャベツがたっぷり入っているので、たこ焼きよりヘルシーです。

9位 ラーメン 500~550キロカロリー

醤油、味噌、とんこつなどスープには種類があるものの、カロリーはどれもおおよそこの程度が目安になります。

ラーメンは糖質である麺と、塩分・油分の多いスープがメインで、タンパク質はチャーシューや卵で摂取することができるものの、野菜は少量のねぎ、メンマのみ。
フードコートのメニューには、野菜をたっぷり食べられるものがそもそも無いに等しいので、せめてトッピングにはチャーシューと卵をプラスすると良いでしょう。糖質をエネルギーに変えてくれるビタミンB群、各種ミネラルが含まれています。そして最も重要なのは、ラーメンのスープは脂肪や塩分が多いので、飲み干さずに残すこと。それだけでカロリーも塩分も大幅にダウンさせることができます。

10位 うどん (かけうどん 並) 299キロカロリー

かけうどんは麺とつゆのみ。これだけであればカロリーは決して高くはないとは言え、糖質である麺だけを食べるというのは血糖値を急上昇させてしまうので、ダイエット的観点からはおすすめできません。かけうどんよりも、卵を使った釜玉うどん、きつねうどん、月見わかめうどんなど、糖質以外の栄養素が含まれたものを選ぶと良いです。
また、うどん店には大抵トッピングや天ぷらがありますので、具のないうどんを選ぶ場合はそれらをプラスしたほうが栄養バランスをある程度整えることができます。カロリーはその分上乗せされますが、麺だけを単体で食べるよりはヘルシーにすることができます。おすすめはタンパク質を摂取できるかしわ天、ちくわ天、玉子天など。
野菜かき揚げは456kcalと非常に高カロリーな上に野菜の量自体は少ないので、食べないほうが無難です。

参考サイト

天丼てんや https://www.tenya.co.jp/menu/don/tendon.html
あすけん https://www.asken.jp/
丸亀製麺 https://www.marugame-seimen.com/menu/
築地銀だこ https://www.gindaco.com/
マクドナルド http://www.mcdonalds.co.jp/menu/lunch/

今回のまとめ

フードコートのメニューは基本的にどれも高糖質で、野菜をほとんど摂取できないのが特徴です。
サイドメニューに野菜があれば添え、先に食べるようにしましょう。
そしてご飯やナンなどの糖質は思い切って残すことでヘルシーになります。
食べた後は、ショッピングモールの中をたくさん歩いて血糖値を下げましょう。

Category : 雑学/健康・ダイエット

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