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甘い物=太る は変わるのか?欧米で急増中の「プロテインスイーツ」

甘い物といえば「高カロリー」「ダイエットの敵」というイメージがありましたが、欧米では今、栄養を補うことのできるスイーツという新しいカテゴリーが広がっています。
甘い物といえば「高カロリー」「ダイエットの敵」というイメージがありましたが、欧米では今、栄養を補うことのできるスイーツという新しいカテゴリーが広がっています。

ここ最近、欧米を中心とした食トレンドとして注目されているのが「プロテインスイーツ」です。
これは名前の通り、タンパク質を多く含むスイーツのことで、アイスクリームやプリン、ヨーグルト、クッキー、パンケーキなどさまざまな商品が登場しています。

甘い物といえば「高カロリー」「ダイエットの敵」というイメージがありましたが、欧米では今、栄養を補うことのできるスイーツという新しいカテゴリーが広がっています。
今回は、海外で広がるプロテインスイーツの背景と、ダイエットとの関係を紹介します。

【contents】

高タンパク食品は「スポーツ栄養」から「スイーツ」へ

プロテインといえばアスリートや筋トレをする人のための栄養というイメージが強いものでした。

以前は、プロテインといえばアスリートや筋トレをする人のための栄養というイメージが強いものでした。しかし現在では健康意識の高まりやダイエット、高齢化による筋肉量維持の関心、機能性食品の人気などの影響で、タンパク質を意識的に摂る層は着実に増えてきています。
その結果、プロテインの用途はプロテインドリンク → 食品 → スイーツへと広がり、
これまでダイエット中に控える食品の代表であった嗜好品にも応用されるようになりました。

欧米で広がる高タンパクスイーツ

多くの製品では1食あたり8~20gの高タンパク質であると同時に、低糖質、低カロリーといった特徴を持つものが増えています。

ここ数年、アメリカで広がった「プロテインスイーツ」の流れがヨーロッパにも波及しつつあり、日本においても高タンパク食品の市場が急速に拡大しています。
その流れの中で、従来のスイーツを改良した高タンパク仕様のスイーツが増えてきています。代表的なのが高タンパクアイスクリームです。
調査によると、世界の高タンパクアイスクリーム市場は2025年に約27.5億ドル規模に達し、今後も成長が続くと予測されています。

多くの製品では1食あたり8~20gの高タンパク質であると同時に、低糖質、低カロリーといった特徴を持つものが増えています。つまりアイスクリームは従来の「甘いデザート」ではなく、栄養を意識したヘルシーな食品として市場が拡大しているのです。
このように、栄養を意識したスイーツが、欧米の食品市場で一つのカテゴリーとして定着し始めています。

なぜ高タンパク質スイーツが増えているのか

タンパク質は、筋肉の材料、体の組織の修復、ホルモンや酵素の材料として重要な栄養素です。

プロテインスイーツが広がった背景には、高タンパク食の人気があります。アメリカの食品調査では、高タンパク食が最も多く実践されている食事スタイルの一つと報告されています。

タンパク質は、筋肉の材料、体の組織の修復、ホルモンや酵素の材料として重要な栄養素です。筋肉を維持しながらダイエットをするためにも、タンパク質は必須です。さらに、タンパク質は食後の満足感を得やすい栄養素としても知られています。
そのため、「甘いものを楽しみながらタンパク質も摂る」というコンセプトの食品が増えていると推測することができます。

プロテインスイーツの種類

ギリシャヨーグルトなど高タンパク乳製品をベースにしたスイーツ。

アメリカで大人気となり、ヨーロッパでも拡大中のプロテインスイーツですが、その種類は急速に増えており、代表的なものは次の通りです。

⚫︎プロテインアイスクリーム
ホエイプロテインやミルクプロテインを使ったアイス。低カロリー設計の商品が多い。
⚫︎プロテインヨーグルト
ギリシャヨーグルトなど高タンパク乳製品をベースにしたスイーツ。
⚫︎プロテインプリン
乳タンパクやコラーゲンなどを加えたプリン型スイーツ。
⚫︎プロテインクッキー
小麦粉の一部をタンパク質素材に置き換えた焼き菓子。
⚫︎プロテインパンケーキ
生地にタンパク質を練り込み、冷凍食品やパンケーキミックスがあり、朝食として人気。

このように、従来のスイーツを高タンパク化した食品が次々と登場し、欧米では市場が拡大しています。
一方、日本市場においても健康志向の高まりやフィットネスブームを背景に、プロテインスイーツへの関心は着実に高まっています。特にコンビニエンスストアやドラッグストアでは、手軽に摂取できる高タンパク商品が増加しており、ヨーグルトやバータイプに加え、スイーツ系商品の導入も進んでいます。

ただし欧米に比べると「おいしさ」や「食感」への要求が高く、単なる高タンパクではなく、スイーツとしての完成度が重視される点が特徴です。味と機能性を両立した商品が日本における市場拡大の鍵となるのではないでしょうか。

ダイエット中のタンパク質摂取の重要性

タンパク質が多く含まれる食品は、魚・肉・卵・豆類で、全体量のおよそ10~20%前後がタンパク質です。

ダイエット中にカロリー制限を行う際、タンパク質の摂取量が不足しがちです。 しかし、タンパク質は筋肉量を維持し基礎代謝を高めるため、ダイエット中であっても適切な量をきちんと摂取することが必要です。また、満腹感を持続させる効果もあり、過食を防ぐサポートにもなります。

1日に必要なタンパク質の摂取量は、体重と運動量によって変わってきます。
以下を参考に、自分に必要なタンパク質量を計算してみましょう。体重1kgあたりのタンパク質量となります。高タンパクを意識した食生活は大切ですが、摂り過ぎは禁物です。健康を維持するためには、以下の数値の範囲内に収めるまるようにしましょう。

●運動をほとんどしない人 0.8~1.0g
●一般的な強度の筋トレをする人 1.2~1.4g
●ハードな筋トレをする人 1.6~1.7g

例えば、体重60kgの人が一般的な強度の筋トレをするのなら、60×1.2=72gが1日に必要なタンパク質量となります。筋トレがハードであるほどタンパク質の必要量が増えるので、筋肉を付けたい人は上記の数値を参考にしてみてください。

タンパク質が多く含まれる食品は、魚・肉・卵・豆類で、全体量のおよそ10~20%前後がタンパク質です。肉と魚が約20%前後と覚えておくと計算しやすく、取り入れやすいと思います。例えば牛モモ肉100gなら、含まれるタンパク質はおよそ18.9gです。
プロテインスイーツをはじめとする高プロテイン食品を取り入れる場合も、表示を確認して摂取量を調整しましょう。

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厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2020年版)」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html
厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査報告」 https://www.mhlw.go.jp/content/000711006.pdf

今回のまとめ

プロテインスイーツは、高タンパク食の人気や健康志向の高まりを背景に、「栄養を補えるスイーツ」という新しいカテゴリーになるのではないでしょうか。
ダイエットや健康を意識するなら、甘いものは我慢するしかないという時代から、これからは甘いものから栄養を摂ることのできる時代へと変化するかもしれません。
プロテインスイーツの人気は、これからの食文化を変えるトレンドの一つとなる可能性があると言えるでしょう。

Category : 雑学/健康・ダイエット

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