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1年で最もダイエットが成功しやすい季節は春!

1年で最もダイエットが成功しやすい季節は春。夏に向けてダイエットに向き合ってみましょう
1年で最もダイエットが成功しやすい季節は春。夏に向けてダイエットに向き合ってみましょう

春が最もやせやすい季節

「今年こそはやせる!」と年始にダイエットの目標を立てた人は少なくないはずですが、その後の経過はいかがでしょうか?1年の3分の1が終わろうとしている今、ダイエットが順調な人もそうでない人も、テコ入れするなら春がダイエットの1大チャンスです!なぜなら、1年で最もダイエットが成功しやすい季節は春なのです。夏に向けて、改めてダイエットに向き合ってみましょう。

【contents】

【1】人間の体は季節によってリズムがある

体内時計と同じように、人間の体は季節によってリズムがあると言われています

体内時計と同じように、人間の体は季節によってリズムがあると言われています。
例えば、冬は寒さから身を守るために脂肪を溜め込みやすく、やせにくい傾向にあります。

極寒の地域に生息するアザラシやペンギン、トドなどの生物が、厚い脂肪で体が覆われているのも、寒さから身を守るためです。
一方春は日が長くなり気温が上昇し、人間を含む動植物の活動が活発になる季節です。すると代謝が上がり、体はやせやすくなります。

また、このような生理的な理由の他に外的要因によっても太りやすい・やせやすい季節はあります。冬であれば、クリスマスや年末年始の食生活の乱れが続くことや、長袖や厚着で肌の露出が少ないので太ったことに気が付きにくいなど、複数の要因が重なって冬は太りやすい季節となってしまいます。
しかし、春になると内的にも外的にも太る要因が減りますので、ダイエットを始めるには適したタイミングなのです。日々の生活の中で取り入れながら、やせやすい体づくりを始めましょう。

【2】春野菜の苦味が体を活性化させる!

春野菜の苦味の主成分は、ポリフェノールや植物性アルカロイドと呼ばれる成分で

春は多くの動植物が活動期に入り、冬の間に体に溜まった余分なものを体外に排出し、体に刺激を与えて目覚めさせることがこの時期重要です。
そのためには苦味のある山菜、野草や春野菜を食べることが効果的とされています。春の山菜や春野菜には、多かれ少なかれ独特の苦味を持つものが多いことも、うなずけますよね。

この苦味の主成分は、ポリフェノールや植物性アルカロイドと呼ばれる成分で、様々な働きがあります。ポリフェノールは抗酸化作用を持ち、体の錆びつきを防ぎ、老化を予防する作用、アルカロイドは体のデトックス、新陳代謝の促進などの働きをしますので、やせやすい体づくりに役立ちます。

さらに、苦味のある野菜類は、ビタミンCも豊富に含まれているという傾向があります。風邪の予防や、春から強くなってくる紫外線対策にもなりますから、健康だけでなく美容にとっても欠かせません。食物繊維が豊富なものばかりですので、腸活の面からも積極的に取り入れましょう。

●春の山菜
 ふきのとう、うど、たらの芽、せり、こごみ、うるい、わらび、ぜんまい など

●春野菜
 春キャベツ、菜の花、セロリ、たけのこ、スナップエンドウ、さやえんどう、そら豆、アスパラガス、新たまねぎ など

【3】屋外での運動

春の穏やかな気候の下、まずは近所をウォーキングするなど脚の筋肉を使ってみてください

気候が良くなると体は「春モード」になり、暖かくなるにつれ脂肪を溜めこむことが少なくなるだけでなく、屋外に出やすくなり活動量や運動量が増え、代謝や消費エネルギーが増加します。

普段運動をする習慣のない人は、春の穏やかな気候の下、まずは近所をウォーキングするなど脚の筋肉を使ってみてください。脚は第二の心臓と呼ばれるように、特にふくらはぎの筋肉を動かすことで全身の血行が良くなり、代謝を良くする効果があります。全身の筋肉の約60%は脚についており、脚を動かすことは効率的にダイエットを行うのに有効です。

特に食後にウォーキングを取り入れれば、食後血糖値を下げることにも有効です。食後血糖値を下げることで、食事から摂取した糖質が体脂肪に変わることを予防することができます。食事を終えてから15〜30分後には動き始めましょう。

特にふくらはぎの筋肉を動かすことで全身の血行が良くなり、代謝を良くする効果があります

ウォーキングの際は、少し息が上がる程度(脈拍125〜155が目安)を意識して、酸素を消費し充分な呼吸を確保しながら行う「有酸素運動」にすることで、血糖値を下げるだけでなく体脂肪を燃焼させることができます。

体脂肪を減らしたい場合は20分以上の有酸素運動が必要という認識の人が多いかもしれませんが、実は嬉しいことに、もっと短い時間でも効果が得られるというのが現在のところ有力な説となっています。その時間とは、連続で10分程度。これが有酸素運動の効果を得られる最低ラインの時間だと言われています。

しかも10分の有酸素運動を1日2回に分けて別の時間に行ったとしても、連続で20分運動を行ったのと同様の効果があるとされています。例えば週に1回だけ1時間まとめて行うよりも、月・水・金など、1日10分以上を週3日に分けて行う方が効果的です。

関連記事

理化学研究所 https://www.riken.jp/press/2015/20150701_1/index.html
厚生労働省e-ヘルスネット https://bit.ly/3cqXIFk

今回のまとめ

春は新しいことを始めるのにとても良い季節です。
寒い季節は外へ出るのもおっくうですが、暖かくなれば屋外での運動も気持ち良くできますよね。
この季節にしっかり体を動かして鍛え始めておけば、夏の暑さや冬の寒さの中で運動しても肉体的なトラブルが起こりにくくなります。年間を通じたやせ体質づくりは、春にスタートするのがベスト!

Category : 雑学/健康・ダイエット

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