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失敗パターンから考えるダイエットを継続する方法

失敗パターンから考えるダイエットを継続する方法
失敗パターンから考えるダイエットを継続する方法

○kgやせる!と目標を設定してダイエットに励んでも、達成するのが難しいと感じるのには理由があります。
ダイエットの目標を達成できずに継続できないのは、決して意志が弱いわけでも根性がないわけでも、そして体質のせいでもありません。
それは行動パターンが影響しています。
ダイエットが続かない人にこそ知っておいてほしい、ダイエットが失敗する行動パターンとはどういうものなのでしょうか?

【contents】

明確な目標がない漠然タイプ

具体的な目標を設定せずに、「とりあえずやせたい」と何となく考えているのが「漠然タイプ」です。
ダイエットを始める時は、どのぐらいの期間で何キロ減らすのか、はっきりとした目標を立てましょう。
目標を立てずにただやせたいという気持ちでダイエットを始めても、モチベーションの維持が難しく、いつの間にかダイエットがフェードアウトしてしまう確率が高くなります。ダイエット期間、減量キロ数や服のサイズダウンなど目標を数値にして設定しましょう。

体重の基準値がいつも変わる

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ダイエットをするのなら、体重を測って自分が今何キロなのかを把握しておくことはマストです。体重の変化を感覚だけで捉えてきちんと把握していないと、誤った解釈をしてしまうことがあります。

例えばもともと体重が59kgだった人が60kgに増えしばらく経過し、その後さらに61kgになったとします。
当初の59kgの時からすると2kgの増加ですが、60kgを基準値に変えてそこからの増加数で考えてしまうと「1kgしか増えていない」という都合の良い解釈をし、油断をしてさらなる増量なんていうことにもなります。

こうした事態にならないようにするためには、最初に基準となる数字(ダイエットスタート時の体重や目標とする体重、サイズ)を記録しておくことです。スタート時の数値を基準にし目標の数値を決めて、ここまで目標に近づければOKというラインを設定しましょう。

体重の変化を正しく把握しておくためには、基準となる数値を変えないことが大切です。

目標が高すぎる

やるからにはと、高い目標を掲げてしまうと挫折しやすいです。
目標を設定することが重要であることは上述した通りなのですが、実現できる目標でなければ意味がありません。

高すぎる目標のために無理なダイエットをしても続きませんし、健康面への影響やリバウンドなどのリスクが高まってしまいます。

もし1年で20kgのダイエットを成功させたいとしたら、それを半年、3か月、1か月、1週間と期間を細かく分けて計画を立てます。そうすると、漠然としていた目標が一気に具体的になり、やるべきことが見えてきます。
無理なく健康的にやせられる目標値は、1週間で1kg、1か月で4kgが目安です。目標は達成できそうな範囲で設定しましょう。

ダイエットの経過を記録していない

一時期話題になった「レコーディングダイエット」のように、体重のほか、食べた内容や量、行った運動など、事実を記録していくことがダイエット成功のためには重要です。これによって、自分の状況がクリアに分かるようになります。

あまり食べていないつもりだったのに実は思いのほか食べている、しっかり運動しているつもりが週に1回しか行っていなかったなど、人間の脳は勝手に良い方へ修正して解釈しようとする性質があります。

ノートに書くのでも良いですし、ダイエット用のアプリに入力しておくなど方法は何でも良いので、まずはとにかく記録を取るようにしましょう。マメに記録することが苦手な人は、食べたものの写真を撮ることだけでも始めると良いです。

とにかく客観的事実と向き合うことが、ダイエット成功のために必要です。

完璧主義

自分が設定したダイエットのルールを徹底して守ろうとする完璧主義タイプの人は、普段から自分に厳しく真面目な性格の人が多いタイプです。
食事量を大幅に制限したり体重の増減にこだわったりなど、自分を追い込みやすいタイプなのでストレスが溜まり、ダイエットが上手くいかなくなると一気にリバウンドしやすいです。
ダイエットの初期段階ではハイスピード体重が減っていきますが、やがて停滞期が訪れます。完璧主義な人はそこまで気合いと根性でやってきて結果が出ているので、停滞期に入り体重が落ちないとダイエットが続かなくなってしまいます。

完璧にできない日があっても、リセットしてまた翌日から新たな気持ちでダイエットに取り組めば良いので、ルールを守ることを目的とせず最終的にダイエットを成功させることを目標にしましょう。

話題に食いつくミーハーな三日坊主

テレビや雑誌で話題のダイエット法に手を出してはすぐにやめてしまうのがこのタイプです。
楽しみながらダイエットをできるタイプで、その点はとても良いことなのですが、好奇心のままに積極的に話題のダイエットにチャレンジしてみるものの、長続きしないので成功には近づけません。

「トマトダイエット」や「ココナッツオイルダイエット」のように、ある一つの特定の食材を取り入れるダイエットに手を出すのもこのタイプ。こうしたダイエットは一時的に体重が減りますが、ダイエットをやめた途端にリバウンドしてしまいます。
食生活の改善、運動を取り入れるなど、王道のダイエットを心掛けて。

体重にこだわりすぎている

スタート時の数値を把握し目標値の設定をすることは、ダイエットにおいては重要なこと。しかし同時に意識すべきなのは、体が引き締まったかどうかや服のサイズです。

ダイエット中は毎日体重を測ることが基本。ですが、増減に一喜一憂する必要はないのです。体重を気にしすぎるとうまくいっている時は良いものの、停滞期や増えてしまった時のモチベーションの維持が難しく、ダイエットが続かない原因になってしまいます。
とはいえダイエットをしていれば、どうしても体重が気になりますよね。

そんな時は、体重を長期間で見るようにしましょう。体重を毎日測っていると前日の体重と比較してしまうことが多いと思いますが、スタート時の数値と比べてみてください。日々の少しの増減があったとしても、長い目で見て体重が減っていれば、ダイエットがうまくいっているということです。
また、ダイエットにおいて体重よりも重要なのは、見た目がスリムになっているかどうかです。

体重が大きく減らなくても、運動を取り入れることで体は引き締まって見えるようになりますし、手持ちの服がゆるくなってきているかどうかもダイエットがうまくいっているかどうかの指標になります。

関連記事

厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000616637.pdf

今回のまとめ

ダイエットの失敗パターンを認識した上で自分の考え方や行動を把握し、それを改善することがダイエットを成功への道です。
ダイエットがうまくいかない時は、記録した食事や運動の量や内容を見直すなど自分の行動を振り返りましょう。改善できる点があるはずです。
正しい方向に努力をすれば成果は出ますので、まずは継続することを目標にしましょう!

Category : 雑学/健康・ダイエット

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