ダイエットのモチベーションを維持し挫折しないためにできること

ダイエットを始めてもなかなか体重が減らなかったり外食が続いたりすると、最初のやる気はどこへやら。徐々にどうでもよくなってしまう…。こうしてダイエットを挫折した経験はありませんか？
ダイエットのモチベーションを維持することはなかなか難しいものですが、成功への道のりには必要なことです。今回は、ダイエットのモチベーションを保つ方法について探っていきます。

【contents】

• 最初のモチベーションはなぜ失われてしまう？
• ダイエットのモチベーション維持の方法

最初のモチベーションはなぜ失われてしまう？

食事量や内容をダイエット仕様に変えて、運動も取り入れたとしても、それがストレスになっては長続きはしません。

モチベーションはダイエット成功の鍵となります。モチベーションを保つことで、継続的な努力が可能となるので、最終的なダイエット目標を達成することに繋がります。しかし、なぜ多くの人がダイエットの途中でモチベーションを失ってしまうのでしょうか？モチベーションが下がる原因は以下が考えられます。

●目に見える結果がすぐに出ない
短期間での結果を求めすぎると、期待通りに体重が減らない時にやる気を失いやすいです。
●食事や運動がストレスになる
食事量や内容をダイエット仕様に変えて、運動も取り入れたとしても、それがストレスになっては長続きはしません。
●目標が高すぎる
そもそもの目標が現実的ではない場合、理想と現実との間で達成感が得られずに挫折してしまいます。
●サポート不足
誰にも言わずに自分1人だけでダイエットに取り組むと、家族や友人など周囲からの理解や応援が少なく孤独を感じやすいです。
●生活の変化
仕事や家庭のストレスが増えたり運動の時間が取れなかったりと、日々の中で取り入れられることが少ないと感じると、ダイエットに集中できなくなります。

ダイエットのモチベーション維持の方法

ダイエットという言葉本来の意味から考えれば、もともと「よいバランスで食べる」こと。

やせるためには、これまでの生活習慣・食習慣を変えなくてはなりません。とりわけ食べる量や内容を変えるとなると、我慢も必要です。でも何かを我慢するということは誰にとっても大変なこと。それが人間の基本的な欲求である「食べる」ということを我慢するとなれば、辛くないはずがありません。

しかし、これまでのまま何も変えずに体型だけを変化させるのは不可能なのです。ダイエットを始めるにあたって、多かれ少なかれ欲求を抑える気持ちが必ず伴うことを覚悟することが必要です。人間は環境を変えて習慣化するまでの時間は21日だといわれています。まずは3週間と考えてトライしてみましょう。ダイエットという言葉本来の意味から考えれば、もともと「よいバランスで食べる」こと。ダイエットとは苦しい物ではなく、歪んだ食生活とお別れする作業と考えてみましょう。

具体的にどうしたらダイエットのモチベーションを維持し続けることができるか、以下を参考にしてみてください。

●期間と目標を決めておく
いつまでに何キロやせるのかをあらかじめ設定しましょう。目安は2週間で1キロ減です。これが体調を崩さずにやせることのできる数値となります。短期間で大幅に減量してしまうと、体に良い影響がありませんので、無理な目標設定をすると達成できずに挫折します。現実的に達成できそうな目標を立てましょう。

ゴールがイメージ出来ると、漠然と続けるよりモチベーションの維持がしやすいです。

●ダイエットの目的をはっきりさせる
ただ単に「○キロやせたい」というだけでは、ダイエット中の停滞期やプチリバウンドに挫折しがちになります。やせたら○○をする！という明確な目的を始めに設定しましょう。例えば、服を選ぶ基準を体型カバーではなく自分が本当に着たいものを選ぶ、健康診断の数値が基準内に収まるようにする、元カレを見返す、など何でもＯＫです。

●やせた自分をイメージする
ゴールがイメージ出来ると、漠然と続けるよりモチベーションの維持がしやすいです。これは上述のダイエットの目的と連動しています。目的を達成し自信をつけ、堂々としている自分をイメージしてください。ご褒美を決めておくのも良いです。食べたいものを思いっきり食べるなど食べ物ではなく、欲しかった物を買うなどがおすすめです。

●太る原因を見つけ、解決する
ダイエットを成功させる最大の秘訣は、太る原因を見つけ、解決していくことです。太る原因を解決することなくただ体重を減らすだけの方法では、リバウンドをしやすくなります。
太る原因として多いのが、食事時間が不規則、食事の時刻が遅い、お菓子の食べ過ぎ、揚げ物を頻繁に食べる、糖質過多など。食事日記をつけて自分の食生活を客観視し、生活習慣・食習慣を見直してみましょう。

グラフ化すると変化を目視することができるので励みになります。

●進捗を記録する
スタート時から体重や体脂肪の変化を記録し、小さな進歩も見逃さないようにしましょう。グラフ化すると変化を目視することができるので励みになります。1日単位で見るのではなく、1週間程度の期間での増減を確認しましょう。1日2日での多少の増減は気にする必要はありません。
食事日記をつけて体重の増減と照らし合わせ、どんな食事内容が良いのか、反対に体重増につながりやすい食事内容の観察にもなります。

●毎日リマインドをする
ダイエットの目標と目的を目に付く場所に記しておきましょう。これを毎日見ます。できれば声に出して読む、さらにその時にやせた自分をイメージしてみてください。
ここで最も大切なのは毎日の部分です。最初だけ行ってやめてしまっては意味がありません。これをダイエットの一環として、ぜひ毎日やってみてください。
また、周囲にダイエット宣言をしましょう。家族や友人に応援してもらうと食事の際に気兼ねすることもなくなりますし、精神的にも心強いです。