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ハロウィンといえばかぼちゃ!丸ごと食べて美肌や風邪予防に

ハロウィンといえばかぼちゃですが、実はハロウィン発祥の地とも言われるアイルランドでは、かぶやじゃがいもが使われていました。
ハロウィンといえばかぼちゃですが、実はハロウィン発祥の地とも言われるアイルランドでは、かぶやじゃがいもが使われていました。

いつの間にか日本で定着していた秋のイベント、ハロウィンがもうすぐです。

ハロウィンはヨーロッパを起源とする民族行事で、カトリックの諸聖人の日「万聖節」(11月1日)の前晩である10月31日に行われます。
語源は「諸聖人の祝日の前夜」を意味する「All Hallow's eve」が訛って「Halloween」と呼ばれるようになりました。

ハロウィンといえばかぼちゃですが、実はハロウィン発祥の地とも言われるアイルランドでは、かぶやじゃがいもが使われていました。
この風習がアメリカに伝わったときに、大量に収穫でき、そして見た目にもインパクトのあるかぼちゃに変わったそう。

【contents】

■女子はかぼちゃ好き多し!美容&ダイエットにも◎

かぼちゃのビタミンCは熱に強く、他の野菜と比較しても加熱による損失が少ないことが特徴です。

野菜の多くは収穫仕立ての新鮮なものが一番美味しいですが、かぼちゃに関しては収穫してからしばらく置いたほうが美味しくなります。夏に収穫されたかぼちゃは、1~2カ月貯蔵し、秋頃にでんぷん質が糖化され完熟状態になることで美味しくなるのです。

糖質(炭水化物)が多く含まれ、高カロリーのイメージがあるためダイエッターの中には敬遠している人もいるかもしれません。
日本で多く流通している「西洋かぼちゃ」を例に挙げると、100gあたり91kcal(キロカロリー)です。

煮物などに使う大きめの一口大サイズがだいたい50gなので、2切れ食べただけで100kcal程度になってしまいます。プラス調味料のカロリーが加算されます。やはりかぼちゃは低カロリーとは言いがたく、ダイエット中にたくさん食べるのは危険。しかし、カロリーばかりに注目するのではなく、栄養素に目を向けてみましょう。

〇肌荒れ防止に

ダイエット中の肌荒れ防止に、かぼちゃが最適なことをご存知ですか?
かぼちゃに含まれているビタミンA・C・Eは、いずれものどなどの粘膜や肌の調子を整えるのに効果絶大。これら3つは合わせてビタミンエース(ACE)とも呼ばれていて、美容に欠かせない栄養素です。しかも、かぼちゃのビタミンCは熱に強く、他の野菜と比較しても加熱による損失が少ないことが特徴です。

〇冷え性や便秘対策に

冷えがちな女子に嬉しい身体を温める効果もありますので、代謝をいつも円滑にしておくためにも、日常的に口にすると良いでしょう。量の目安は、煮物なら2切れ程度。箸休めの副菜として食べるようにしたい食材です。
食物繊維も豊富に含まれますので、腸内環境を整える作用や便秘対策にはもってこいの食材でもあります。100gあたり3.5gもの食物繊維が含まれます。

かぼちゃの油の吸収率は意外と低く、7%程度です。素揚げした場合、茄子なら14%、ししとうなら10%程度の吸油ですので、野菜の中では低いほうと言えます。もちろん脂肪の摂取量はあくまでも適量を守るべきですが、かぼちゃなど緑黄色野菜に多く含まれるβカロチン(ビタミンA)の吸収率は、油と一緒に摂取することで上がりますので、炒める、揚げるなど油を使った調理のほうが、効率的に栄養を摂ることができます。

■種、わた、果肉に分別&加熱

塩をかければおつまみに、砂糖やシナモンパウダーをかければおやつとして食べられるほか、手作りお菓子のトッピングにも使うことができます。

かぼちゃは種とわたを取り除いて調理をしますが、この部分も食べることができます。捨てずに活用しましょう!

【種】
種は漢方に用いられるなど薬効があるとされており、栄養素が高いので食べずに捨ててしまうのはもったいないです。抗酸化作用のある不飽和脂肪酸のオレイン酸、ビタミンE、ポリフェノールの一種で女性ホルモンに似た働きをするリグナンなどが含まれています。

種の食べ方は、まず種を洗い、外れないわたは大雑把に切っておきます。大き目のお皿やクッキングシートに種を並べ、レンジにかけて乾燥させます。種の量にもよりますが、3~4分が目安です。
種の水分が蒸発したら、フライパンにオリーブオイルなどお好みの油をひき、弱火でこんがり焼き色が付くまで炒めます。これに塩をかければおつまみに、砂糖やシナモンパウダーをかければおやつとして食べられるほか、手作りお菓子のトッピングにも使うことができます。

【わた】
実の部分よりも甘みが強いという特徴を持つ、かぼちゃのわた。普段はスプーンなどで取り除いてしまう部位ですが、β―カロテンが実本体の数倍もの量が含まれています。煮物にするときは、わたを取らずに一緒に煮ましょう。
手軽に取り入れられる方法は、包丁で細かく刻んで味噌汁やスープ、カレーなどに入れる方法です。自然な甘みが出てコクもアップします。
パウンドケーキやパンケーキなどに練りこむなど、お菓子作りにも活用することができます。

今回のまとめ

余すことなく使うことができるかぼちゃを食べて、秋冬の乾燥から肌を守りましょう!
風邪予防にも効果的なので、特にこれからの季節はおすすめです。

Category : 雑学/健康・ダイエット

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