連休明けの緊急ダイエットのポイント
お盆休みや年末年始など、長い連休に入ると生活リズムや食生活が乱れやすくなります。休み明けにおそるおそる体重計に乗ってみたら驚愕の数値が!!というパターンを繰り返している人も少なくないはずです。
そしてリカバリーするべく数日ほどは頑張ってみるものの、思うように体重が減らず、もうやせることができないのではないかと諦めモードになってしまい、そのままダイエットをやめてしまうなんていうこともありがちです。
連休明けのリカバリーにはいくつかのポイントがあります。それを踏まえて緊急ダイエットの成功率を上げましょう!
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食べてすぐに太ることはない?
連休は心身ともに開放され、リラックスできることはとても良いことですし必要ですが、ダイエットに関しても気持ちが緩んでしまいます。
こういった事態を避けるには、連休明けのすぐの対応の仕方が重要です。食べ過ぎや飲み過ぎてから日が経たないうちの対処次第で、大きな体重の増加を防ぐことができます。
まずは、体重の増えてしまうパターンを簡単に説明します。
食べ過ぎてしまった翌日すぐに体重が大きく増えているということは少なく、ここでホッと安心して何日か同じように食べ続けてしまうと、3〜4日後に急に増えてしまうことがあります。
ここでは、脂肪量の増加というよりは、体が水分を溜め込んでむくみを生じたり、便通が滞ったりすることなどが原因で体重が増えてしまうことが多く、あくまでも一時的なものです。
食べ過ぎが続けばもちろん体脂肪量は増加してしまいますが、2、3日ほどカロリーオーバーしたからといって、すぐに体脂肪が定着するわけではありません。
よって食べ過ぎ・飲み過ぎの後日は、早めにケアすることが大事なポイントになってきます。
食べ過ぎ・飲み過ぎ後のリカバリー方法3つ
【ポイント1】摂取カロリーを抑える
食べ過ぎた次の日は、基本的には食べ過ぎたものを避けること。また、糖質(炭水化物)を極力抑え、脂肪の多い肉や揚げ物は食べず、魚や豆類、野菜などで食事の満足感はキープしつつカロリー調整をします。
カロリーカットよりも糖質オフダイエットが全盛の昨今ですが、カロリーオーバーは確実にダイエットに影響します。
食べ過ぎたそのすぐ後日は、摂取カロリーをできるだけ抑えるようにします。
【ポイント2】水分を積極的に摂る
朝起きてすぐから、ノンカロリーの水分(水や砂糖の入っていないお茶など)を積極的に摂ること。
1日に1〜1.5リットルをクリアするつもりで飲みます。そんなに大量に飲める気がしないと思うかもしれませんが、少量ずつをこまめ分けて飲むことで意外と無理なく摂取できる量でもあります。これは特にお酒の飲み過ぎに有効ですので、翌日には実行してみてください。
【ポイント3】必要がなければ食べない
お腹が空いていなければ食べないようにします。
意外とこれができない人が多く「なんとなく食べ」が肥満の大きな原因になります。口寂しいというのもこの一種で、必要ないものまで食べてしまっているのです。
食べ過ぎが続くと、満腹感が収まってくるだけでお腹が空いたような錯覚を起こす人もいますが、それは栄養補給のための空腹感とは別物。
自分の食欲の変化をよく観察し、1日の食事リズムを整えましょう。5〜6時間の間隔を目安に食事を取り、食欲がない時は無理して食べずに軽めにしておきます。
我慢のしすぎはドカ食いの元
食事の内容については、1食でバランスを良くしようとするとなかなか難しいですが、1日の中で、あるいは数日ぐらいのトータルでバランスを取れれば問題ないでしょう。
また、我慢しすぎては必ず反動が来てしまいますから、普段から適度に食べることで満足感を得るようにしておくほうが良いでしょう。
例えば、「土曜日はケーキを食べても良い日(但し1個までなど)」といったようにルールを決めておけば、ご褒美感を味わうことができますし、そうすることでストレスが軽減され気持ちの面で満足することができます。
食べ過ぎてしまっても、早めのリカバリーができればダイエットを順調に進めることができます。過度なストレスがかかるような無理なダイエットは長続きしません。ご自身のライフスタイルに取り入れられることを実践してみてください。
今回のまとめ
実家や旅先などで食べ過ぎたとしても、普段食べられない食材を楽しんだり、身内や友人たちとの時間でストレス発散をしたりして、楽しかった!おいしかった!と心を満足させましょう。
そして休み明けからは、気持ちをリセットするというメリハリが大切です。これはダイエットを長続きさせるコツでもあります。
無理なダイエットは一時的にやせたとしても、長続きはしません。ずっと続けられる健康的な食生活を身に付けることが大切です。